INCM用 plug-in: cm_geoboard_tree

2005/07/07 更新

ダウンロード

cm_geoboard_tree について



             INCM用 plug-in: cm_geoboard_tree.pl  Ver.0.02
                      Copyright (C) 2004  K.Takata


1.概要
     Web掲示板巡回ツール INCM (*1) 用のプラグインです。このプラグインは
    geocities の geoboard(ツリー表示型)に対応しています。
     geodiary の like プラグイン設定ファイルも同梱しています。

    (*1) http://www.kaede.sakura.ne.jp/~nikeno/incm/


2.インストール

2.1. プラグイン本体のインストール
     cm_geoboard_tree.pl, geodiary.icf, CMLIB_KT.PL を INCM のプラグイ
    ンディレクトリにコピーしてください。

     もし、数値文字参照(&#nnnn;)をデコードする必要がある場合は、2.2. に
    従って Unicode::Japanese モジュール (*2) をインストールしてください。
    (ただし、nnnn の部分が 128 以下ならば必要ありません。)

    (*2) http://tech.ymirlink.co.jp/


2.2. Unicode::Japanese モジュールのインストール
     Unicode::Japanese にはインストール方法が書かれたドキュメントが無い
    ようなのでインストール方法を簡単に紹介しておきます。ActivePerl 5.8.x
    を使用している場合は、2.2.1. を、ActivePerl 5.6.x やそれ以外のバージ
    ョンを使用している場合は、2.2.2. または 2.2.3. を参照してください。

2.2.1. ActivePerl 5.8.x を使用している場合
     ActivePerl 5.8.x 用のコンパイル済みモジュールを用意しました。コマ
    ンドラインから以下のように入力すると、モジュールのダウンロードとイン
    ストールが実行されます。(URL が長いため 2行に分かれていますが、実際
    には続けて 1行で入力してください。)

        > ppm install http://homepage3.nifty.com/k-takata/ →
                        perl/Unicode-Japanese-0.18-5.8.x.ppd

      注)URL は変更される可能性があります。


2.2.2. Visual C++ を所有している場合
     Visual C++ を所有している場合は、C で書かれたモジュールをコンパイ
    ル・インストールすることで、高速な動作を期待することができます。
     Perl(ActivePerl) と VC++ の cl.exe, nmake.exe がコマンドラインから
    使用可能な状態にしておき、Unicode::Japanese のアーカイブを解凍したデ
    ィレクトリに移ってから、以下のコマンドを入力してください。

        > perl Makefile.PL
        > nmake
        > nmake install

     以上で Unicode::Japanese モジュールが ActivePerl にインストールさ
    れます。この方法でインストールした場合は、すべての Perl プログラムか
    ら Unicode::Japanese が使用可能となります。


2.2.3. Visual C++ を所有していない場合
     Perl のみで書かれたモジュールを使用することになるので、2.2.1. の場
    合に比べて動作速度は劣ります。
     まず、GETWILD'74 さん作成のプラグインを利用しており、
    INCM_MODULE.txt に従って Unicode::Japanese をインストールしてある場
    合は、それをそのまま使うことができます。そうではない場合は、INCM の
    プラグインディレクトリに Unicode というディレクトリを作って、その中
    に Japanese.pm だけをコピーしてください。
     この方法でインストールした場合は、INCM プラグイン以外の Perl プロ
    グラムから Unicode::Japanese を利用することはできません。


3.使用方法

3.1. cm_geoboard_tree.pl の使用法
     INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」
    で geoboard_tree を選択してください。
     「書き込み先のアドレス」は巡回時に自動的に設定されます。

     「未読ポインタ」には次回の巡回時に読み込みを開始する記事の番号が書
    き込まれます。つまり読み込んだ最新記事の番号に 1 を加えた番号となり
    ます。すべての記事を読み込むには、「未読ポインタ」を 1 に設定してく
    ださい。

     ローカルファイルのインポートには対応していません。


3.2. geodiary.icf の使用法
     like プラグイン(RAY氏作)用の設定ファイルです。geodiary が読み
    込めるようになります。URL を設定し、プラグインとして like を選択し、
    詳細設定画面の「BBS設定ファイル」に geodiary.icf を指定してください。



4.CMLIB_KT.PL について
     CMLIB_KT.PL は 一 五明さん (*3) 作成の CMLIB15.PL を改良したもので
    す。現バージョンは、CMLIB15.PL に数値文字参照(&#nnnn;)のデコード機能
    と UTF-8 から Shift_JIS への変換機能などを追加したものとなっています。
    CMLIB_KT.PL の更新履歴は、CMLIB_KT.PL の末尾に記してあります。

    (*3) http://kt.sakura.ne.jp/~timeflow/M/



5.更新履歴
5.1. cm_geoboard_tree.pl
    2004/05/31  Ver.0.00
        ・最初のバージョン。
        ・最新の CMLIB_KT.PL を同梱。(Ver0.35d4)

    2004/07/09  Ver.0.01
        ・書き込みに対応。

    2004/09/12  Ver.0.02
        ・E-mail が書かれていると投稿者名を認識しなかったのを修正。
        ・Unicode::Japanese のインストール方法について加筆。
        ・最新の CMLIB_KT.PL を同梱。(Ver0.35d6)


5.2. geodiary.icf
    2004/05/31  Ver.0.00
        ・最初のバージョン。



6.注意事項、その他
    ・このプログラムはフリーソフトウェアです。
    ・このプログラムの著作権は作者である私 K.Takata(高田 謙)に帰属しま
      す。
    ・もしこのプログラムを使用することで何らかの問題が発生しても作者はい
      っさいの責任を負いません。各自の責任で使用してください。
    ・アーカイブを変更しない限り配布/転載は自由です。
    ・ソースファイルの使用は自由です。

        作者   : K.Takata(高田 謙)
        E-mail : kentkt@anet.ne.jp
        URL    : http://webs.to/ken/
                 http://homepage3.nifty.com/k-takata/

戻る

Copyright (C) 2004 K.Takata