INCM用 plug-in: cm_HyperBBS_WWWC

2003/11/23 更新

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cm_HyperBBS_WWWC について



             INCM用 plug-in: cm_HyperBBS_WWWC.pl  Ver.0.23a
                      Copyright (C) 2003  K.Takata


1.概要
     Web掲示板巡回ツール INCM (*1) 用のプラグインです。このプラグインは
    PC-98 系のサイトで広く使われている、HyperBBS に対応しています。
     一 五明さん作成の cm_HyperBBS.pl Ver0.12 を元に WWWC メタタグチェ
    ックに対応させたバージョンです。この機能を利用することで掲示板の巡回
    が高速化されます。

    (*1) http://www.kaede.sakura.ne.jp/~nikeno/incm/


2.インストール

2.1. プラグイン本体のインストール
     cm_HyperBBS_WWWC.pl と CMLIB_KT.PL を INCM のプラグインディレクト
    リにコピーしてください。
     もし、数値文字参照(&#nnnn;)をデコードする必要がある場合は、2.2. に
    従って Unicode::Japanese モジュール (*2) をインストールしてください。
    (ただし、nnnn の部分が 128 以下ならば必要ありません。)

    (*2) http://tech.ymirlink.co.jp/


2.2. Unicode::Japanese モジュールのインストール
     Unicode::Japanese にはインストール方法が書かれたドキュメントが無い
    ようなのでインストール方法を簡単に紹介しておきます。

2.2.1. Visual C++ を所有している場合
     Visual C++ を所有している場合は、C で書かれたモジュールをコンパイ
    ル・インストールすることで、高速な動作を期待することができます。
     Perl(ActivePerl) と VC++ の cl.exe, nmake.exe がコマンドラインから
    使用可能な状態にしておき、Unicode::Japanese のアーカイブを解凍したデ
    ィレクトリに移ってから、以下のコマンドを入力してください。

        > perl Makefile.PL
        > nmake
        > nmake install

     以上で Unicode::Japanese モジュールが ActivePerl にインストールさ
    れます。この方法でインストールした場合は、すべての Perl プログラムか
    ら Unicode::Japanese が使用可能となります。


2.2.2. Visual C++ を所有していない場合
     Perl のみで書かれたモジュールを使用することになるので、2.2.1. の場
    合に比べて動作速度は劣ります。
     まず、GETWILD'74 さん作成のプラグインを利用しており、
    INCM_MODULE.txt に従って Unicode::Japanese をインストールしてある場
    合は、それをそのまま使うことができます。そうではない場合は、INCM の
    プラグインディレクトリに Unicode というディレクトリを作って、その中
    に Japanese.pm だけをコピーしてください。
     この方法でインストールした場合は、INCM プラグイン以外の Perl プロ
    グラムから Unicode::Japanese を利用することはできません。


3.使用方法
     INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」
    で HyperBBS_WWWC を選択してください。
     「巡回設定」→「掲示板のアドレス(URL)」に巡回したい掲示板の URL を
    入力してください。

     「WWWC (ファイル名, 更新日時・更新内容)」の欄は WWWC メタタグチェ
    ックのために使われます。WWWC チェックのためのファイル名と更新日時・
    更新内容が、"," で区切って書き込まれます。WWWC チェックを行いたくな
    いときには、この欄に * と書き込んでください。


4.CMLIB_KT.PL について
     CMLIB_KT.PL は 一 五明さん (*3) 作成の CMLIB15.PL を改良したもので
    す。現バージョンは、CMLIB15.PL に数値文字参照(&#nnnn;)のデコード機能
    と UTF-8 から Shift_JIS への変換機能を追加したものとなっています。
    CMLIB_KT.PL の更新履歴は、CMLIB_KT.PL の末尾に記してあります。

    (*3) http://kt.sakura.ne.jp/~timeflow/M/


5.更新履歴
    2003/07/18  Ver.0.20(非公開)
        ・K.Takata による最初のバージョン。

    2003/07/15  Ver.0.21(非公開)
        ・CMLIB_KT.PL を使用するように変更。

    2003/07/25  Ver.0.22(非公開)
        ・WWWC ファイル名に * を指定すると WWWC チェックをしないように変
          更。(Ver.0.21 までは # だった。)

    2003/08/04  Ver.0.22
        ・最初の公開バージョン。

    2003/08/27  Ver.0.22a
        ・巡回設定ダイアログの表示を修正。

    2003/09/29  Ver.0.23
        ・高速化のため、前回巡回時よりも以前の記事は取り込まないようにし
          た。(WWWC チェック利用時)
        ・同梱の CMLIB_KT.PL をバージョンアップ。

    2003/11/23  Ver.0.23a
        ・WWWC チェック時にエラーが発生した場合、新着記事無しとして扱っ
          ていたのをエラーとして扱うように変更。
        ・同梱の CMLIB_KT.PL をバージョンアップ。(Ver0.35d2)


6.注意事項、その他
    ・このプログラムはフリーソフトウェアです。
    ・このプログラムの著作権は作者である私 K.Takata(高田 謙)に帰属しま
      す。
    ・もしこのプログラムを使用することで何らかの問題が発生しても作者はい
      っさいの責任を負いません。各自の責任で使用してください。
    ・アーカイブを変更しない限り配布/転載は自由です。
    ・ソースファイルの使用は自由です。

        作者   : K.Takata(高田 謙)
        E-mail : kentkt@anet.ne.jp
        URL    : http://webs.to/ken/
                 http://member.nifty.ne.jp/k-takata/

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