2004/12/29 更新
INCM用 plug-in: cm_kurouto.pl Ver.0.03 Copyright (C) 2003-2004 K.Takata 1.概要 Web掲示板巡回ツール INCM (*1) 用のプラグインです。このプラグインは 玄人志向の HELP ME, I WANT 掲示板に対応しています。(書き込みには未 対応です。) User's Voice 掲示板用の like プラグイン設定ファイルと、「玄人の独 り言 (WHAT'S NEW)」を取得するためのプラグインも同梱しています。 (*1) http://www.kaede.sakura.ne.jp/~nikeno/incm/ 2.インストール 2.1. プラグイン本体のインストール cm_kurouto.pl, cm_kurouto_whatsnew.pl, CMLIB_KT.PL, usersvioce.icf を INCM のプラグインディレクトリにコピーしてください。 もし、数値文字参照(&#nnnn;)をデコードする必要がある場合は、2.2. に 従って Unicode::Japanese モジュール (*2) をインストールしてください。 (ただし、nnnn の部分が 128 以下ならば必要ありません。) (*2) http://tech.ymirlink.co.jp/ 2.2. Unicode::Japanese モジュールのインストール Unicode::Japanese にはインストール方法が書かれたドキュメントが無い ようなのでインストール方法を簡単に紹介しておきます。ActivePerl 5.8.x を使用している場合は、2.2.1. を、ActivePerl 5.6.x やそれ以外のバージ ョンを使用している場合は、2.2.2. または 2.2.3. を参照してください。 2.2.1. ActivePerl 5.8.x を使用している場合 ActivePerl 5.8.x 用のコンパイル済みモジュールを用意しました。コマ ンドラインから以下のように入力すると、モジュールのダウンロードとイン ストールが実行されます。(URL が長いため 2行に分かれていますが、実際 には続けて 1行で入力してください。) > ppm install http://homepage3.nifty.com/k-takata/ → perl/Unicode-Japanese-0.18-5.8.x.ppd 注)URL は変更される可能性があります。 2.2.2. Visual C++ を所有している場合 Visual C++ を所有している場合は、C で書かれたモジュールをコンパイ ル・インストールすることで、高速な動作を期待することができます。 Perl(ActivePerl) と VC++ の cl.exe, nmake.exe がコマンドラインから 使用可能な状態にしておき、Unicode::Japanese のアーカイブを解凍したデ ィレクトリに移ってから、以下のコマンドを入力してください。 > perl Makefile.PL > nmake > nmake install 以上で Unicode::Japanese モジュールが ActivePerl にインストールさ れます。この方法でインストールした場合は、すべての Perl プログラムか ら Unicode::Japanese が使用可能となります。 2.2.3. Visual C++ を所有していない場合 Perl のみで書かれたモジュールを使用することになるので、2.2.1. の場 合に比べて動作速度は劣ります。 まず、GETWILD'74 さん作成のプラグインを利用しており、 INCM_MODULE.txt に従って Unicode::Japanese をインストールしてある場 合は、それをそのまま使うことができます。そうではない場合は、INCM の プラグインディレクトリに Unicode というディレクトリを作って、その中 に Japanese.pm だけをコピーしてください。 この方法でインストールした場合は、INCM プラグイン以外の Perl プロ グラムから Unicode::Japanese を利用することはできません。 3.使用方法 3.1. cm_kurouto.pl の使用法 INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」 で kurouto を選択してください。 「巡回設定」→「掲示板のアドレス(URL)」に巡回したい掲示板の URL を 入力してください。玄人志向の HELP ME, I WANT 掲示板はフレームが使わ れていますが、掲示板の URL は、右フレームの URL を指定する必要があり ます。 (例) I WANT 掲示板の場合 http://www.kuroutoshikou.com/cgi-bin/newbbs/iwant_bbs/show.cgi HELP ME 掲示板、「玄箱」の場合 http://www.kuroutoshikou.com/cgi-bin/newbbs/help_linux/show.cgi 「書き込み先のアドレス」は無視されます。現バージョンでは書き込みに は対応していません。 「取得ページ数」には読み込みたいページ数を入れます。空欄にしておく と 1 が指定されたものと見なし、最新の 1ページだけを読み込みます。0 または負の値を入力すると、すべてのページを読み込ます。 「未読ポインタ」には次回の巡回時に読み込みを開始する記事の番号が書 き込まれます。つまり読み込んだ最新記事の番号に 1 を加えた番号となり ます。空欄または 0 になっていると、初回巡回として扱われ、1ページ目 に表示されているスレッドをすべて読み込みます。 すべての記事を読み込むには、「未読ポインタ」を 1 に設定して、「取 得ページ数」を 0 に設定してください。 3.2. usersvioce.icf の使用法 like プラグイン(RAY氏作)用の設定ファイルです。玄人志向の User's Voice 掲示板が読み込めるようになります。(書き込みはできませ ん。) 掲示板の URL を設定し、プラグインとして like を選択し、詳細設 定画面の「BBS設定ファイル」に usersvioce.icf を指定してください。 3.3. cm_kurouto_whatsnew.pl の使用法 「玄人の独り言 (WHAT'S NEW)」を取得するためのプラグインです。 INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」 で kurouto_whatsnew を選択してください。 「巡回設定」→「アドレス(URL)」には http://www.kuroutoshikou.com/whats_new.html と指定してください。 4.CMLIB_KT.PL について CMLIB_KT.PL は 一 五明さん (*3) 作成の CMLIB15.PL を改良したもので す。現バージョンは、CMLIB15.PL に数値文字参照(&#nnnn;)のデコード機能 と UTF-8 から Shift_JIS への変換機能などを追加したものとなっています。 CMLIB_KT.PL の更新履歴は、CMLIB_KT.PL の末尾に記してあります。 (*3) http://kt.sakura.ne.jp/~timeflow/M/ 5.更新履歴 5.1. cm_kurouto.pl 2003/09/15 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2003/09/17 Ver.0.01 ・最新スレッドのページでも読み込むべきスレッドを取得するようにし た。新着記事が 10件以内なら、メインページを読み込む必要がなく なったため、少し高速化される。(代わりにプログラムの流れが分か りにくくなってしまったが。) 2003/09/19 Ver.0.01a ・新着記事がない場合はその旨を表示するようにした。 2003/10/09 Ver.0.01b ・同梱の CMLIB_KT.PL をバージョンアップ。(Ver0.35d2) 2003/10/11 Ver.0.02 ・最新スレッドのページで記事が新着順になっていなくても正しく読み 込むように修正。 ・記事が削除されていたりした場合に最後のページまで読みに行ってい たのを、読み込むページ数を制限できるように変更。デフォルトでは 1ページのみ読み込む。 2004/12/29 Ver.0.03 ・2月に行われた玄人志向サイトのリニューアルにようやく対応。 5.2. pickup.icf 2003/09/07 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2004/12/29 ・用が無くなったので削除。 5.3. usersvoice.icf 2003/09/15 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2003/09/16 Ver.0.00a ・最後の記事の後ろにゴミが付くのを修正。 5.4. cm_kurouto_whatsnew.pl 2003/10/09 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2003/10/11 Ver.0.00a ・細かい修正。 2003/10/12 Ver.0.00b ・https:// を相対リンクとして扱っていたのを修正。 2004/12/29 Ver.0.03 ・2月に行われた玄人志向サイトのリニューアルにようやく対応。 6.注意事項、その他 ・このプログラムはフリーソフトウェアです。 ・このプログラムの著作権は作者である私 K.Takata(高田 謙)に帰属しま す。 ・もしこのプログラムを使用することで何らかの問題が発生しても作者はい っさいの責任を負いません。各自の責任で使用してください。 ・アーカイブを変更しない限り配布/転載は自由です。 ・ソースファイルの使用は自由です。 作者 : K.Takata(高田 謙) URL : http://webs.to/ken/ http://homepage3.nifty.com/k-takata/