2005/05/17 更新
INCM用 plug-in: cm_supertank.pl Ver.0.04 Copyright (C) 2003-2005 K.Takata 1.概要 Web掲示板巡回ツール INCM (*1) 用のプラグインです。このプラグインは 挑戦者のサイトの掲示板に対応しています。(書き込みには未対応です。) 挑戦者のサイトのトップページから新着情報を読み込むためのプラグイン も同梱しています。 (*1) http://www.kaede.sakura.ne.jp/~nikeno/incm/ 2.インストール 2.1. プラグイン本体のインストール cm_supertank.pl, cm_supertank_topics.pl, CMLIB_KT.PL を INCM のプ ラグインディレクトリにコピーしてください。 もし、数値文字参照(&#nnnn;)をデコードする必要がある場合は、2.2. に 従って Unicode::Japanese モジュール (*2) をインストールしてください。 (ただし、nnnn の部分が 128 以下ならば必要ありません。) (*2) http://tech.ymirlink.co.jp/ 2.2. Unicode::Japanese モジュールのインストール Unicode::Japanese にはインストール方法が書かれたドキュメントが無い ようなのでインストール方法を簡単に紹介しておきます。ActivePerl 5.8.x を使用している場合は、2.2.1. を、ActivePerl 5.6.x やそれ以外のバージ ョンを使用している場合は、2.2.2. または 2.2.3. を参照してください。 2.2.1. ActivePerl 5.8.x を使用している場合 ActivePerl 5.8.x 用のコンパイル済みモジュールを用意しました。コマ ンドラインから以下のように入力すると、モジュールのダウンロードとイン ストールが実行されます。(URL が長いため 2行に分かれていますが、実際 には続けて 1行で入力してください。) > ppm install http://homepage3.nifty.com/k-takata/ → perl/Unicode-Japanese-0.18-5.8.x.ppd 注)URL は変更される可能性があります。 2.2.2. Visual C++ を所有している場合 Visual C++ を所有している場合は、C で書かれたモジュールをコンパイ ル・インストールすることで、高速な動作を期待することができます。 Perl(ActivePerl) と VC++ の cl.exe, nmake.exe がコマンドラインから 使用可能な状態にしておき、Unicode::Japanese のアーカイブを解凍したデ ィレクトリに移ってから、以下のコマンドを入力してください。 > perl Makefile.PL > nmake > nmake install 以上で Unicode::Japanese モジュールが ActivePerl にインストールさ れます。この方法でインストールした場合は、すべての Perl プログラムか ら Unicode::Japanese が使用可能となります。 2.2.3. Visual C++ を所有していない場合 Perl のみで書かれたモジュールを使用することになるので、2.2.1. の場 合に比べて動作速度は劣ります。 まず、GETWILD'74 さん作成のプラグインを利用しており、 INCM_MODULE.txt に従って Unicode::Japanese をインストールしてある場 合は、それをそのまま使うことができます。そうではない場合は、INCM の プラグインディレクトリに Unicode というディレクトリを作って、その中 に Japanese.pm だけをコピーしてください。 この方法でインストールした場合は、INCM プラグイン以外の Perl プロ グラムから Unicode::Japanese を利用することはできません。 3.使用方法 3.1. cm_supertank.pl の使用法 INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」 で supertank を選択してください。 「巡回設定」→「掲示板のアドレス(URL)」に巡回したい掲示板の URL(*3) を入力してください。 「書き込み先のアドレス」は無視されます。現バージョンでは書き込みに は対応していません。 (*3) 現時点では、基本的に以下の4つのうちのいずれか http://supertank.iodata.jp/cgi-bin/bbs/free/bbs.cgi http://supertank.iodata.jp/cgi-bin/bbs/help/bbs.cgi http://supertank.iodata.jp/cgi-bin/bbs/idea/bbs.cgi http://supertank.iodata.jp/cgi-bin/bbs/pc98/bbs.cgi 「取得ページ数」には読み込みたいページ数を入れます。空欄にしておく と 1 が指定されたものと見なし、新着記事のページと最新の 1ページだけ を読み込みます。0 または負の値を入力すると、未読記事がある可能性のあ るすべてのページを読み込もうとします。この場合、未読記事をすべて読み 込むか、最終ページまで読み込んだ時点で読み込みを終了します。 「未読ポインタ」には次回の巡回時に読み込みを開始する記事の番号が書 き込まれます。つまり読み込んだ最新記事の番号に 1 を加えた番号となり ます。空欄または 0 になっていると、初回巡回と同じ扱いになり、新着記 事のページのみを読み込みます。(初回巡回時には、新着記事の 10件のみ を読み込みます。) すべての記事を読み込むには、「取得ページ数」を 0 または負の値に設 定し、「未読ポインタ」を 1 に設定してください。 ローカルファイルのインポートは、スレッド一括表示のページ(メインペ ージで ★ をクリックすると表示されるページ)を保存したものか、新着記 事のページを保存したもののみに対応しています。ツリーリストのページ (メインページ)や記事を1つずつ表示するページには対応していません。 3.2. cm_supertank_topics.pl の使用法 挑戦者のサイトのトップページから新着情報を読み込むためのプラグイン です。 INCM のフォルダプロパティの「基本設定」→「掲示板処理プラグイン」 で supertank_topics を選択してください。 「巡回設定」→「アドレス(URL)」には http://supertank.iodata.jp/main.html と指定してください。 4.CMLIB_KT.PL について CMLIB_KT.PL は 一 五明さん (*4) 作成の CMLIB15.PL を改良したもので す。現バージョンは、CMLIB15.PL に数値文字参照(&#nnnn;)のデコード機能 と UTF-8 から Shift_JIS への変換機能などを追加したものとなっています。 CMLIB_KT.PL の更新履歴は、CMLIB_KT.PL の末尾に記してあります。 (*4) http://kt.sakura.ne.jp/~timeflow/M/ 5.更新履歴 5.1. cm_supertank.pl 2003/09/14 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2003/09/14 Ver.0.01 ・掲示板の URL として、メインページ以外に新着順表示のページや、 2ページ目以降も指定できるように変更。 2003/09/15 Ver.0.02 ・軽微なバグを1つ修正。 ・メインページの読み込み状況も表示するようにした。 2003/09/19 Ver.0.02a ・新着記事がない場合はその旨を表示するようにした。 2003/10/11 Ver.0.02b ・同梱の CMLIB_KT.PL をバージョンアップ。(Ver0.35d2) 2004/12/29 ・同梱の CMLIB_KT.PL をバージョンアップ。(Ver0.35d6) 5.2. cm_supertank_topics.pl 2003/10/11 Ver.0.00 ・最初のバージョン。 2003/10/12 Ver.0.00a ・https:// を相対リンクとして扱っていたのを修正。 2004/12/29 Ver.0.03 ・7月のサイトリニューアルにようやく対応。 2005/05/17 Ver.0.04 ・サイトの仕様変更に対応。 6.注意事項、その他 ・このプログラムはフリーソフトウェアです。 ・このプログラムの著作権は作者である私 K.Takata(高田 謙)に帰属しま す。 ・もしこのプログラムを使用することで何らかの問題が発生しても作者はい っさいの責任を負いません。各自の責任で使用してください。 ・アーカイブを変更しない限り配布/転載は自由です。 ・ソースファイルの使用は自由です。 作者 : K.Takata(高田 謙) URL : http://webs.to/ken/ http://homepage3.nifty.com/k-takata/