uptime

2011/05/29 更新

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uptime について



          uptime  Ver.1.03  Copyright (C) 2005-2011  K.Takata


1.概要
     システム起動後の経過時間を表示します。


2.動作環境
    ・Windows98/2000/XP/Vista/7 など


3.使用方法
     コマンドライン書式は以下のようになっています。

        > uptime

     オプションはありません。引数無しで実行すると以下のように、現在の日
    時と、システム起動後の経過時間を表示します。

        2005-04-06 00:25:19.916   2 days, 03:23:07.426

     何か引数を付けて実行するとバージョンを表示します。


4.コンパイル
     コンパイラは VC++ 6.0 を利用しています。コマンドラインから
      > nmake -f uptime.mak
     とするとコンパイルできます。


5.技術情報
     Win9x では、GetTickCount() を使ってシステム起動後の経過時間を取得
    します。
     WinNT 系では、パフォーマンスカウンタ (System\System Up Time) を読
    んでシステム起動後の経過時間を取得します。ただし、何らかの原因でパフ
    ォーマンスカウンタが読めなかった場合には、Win9x と同じように
    GetTickCount() を使って値を取得します。

     GetTickCount() の返す値は、ミリ秒単位の 32bit 整数なのでシステム起
    動後、約 49.7日でオーバーフローしてしまいます。そのため Win9x では、
    システム起動後 49.7 日以上経過している場合には、正しい値を表示するこ
    とはできません。
     一方 WinNT 系のパフォーマンスカウンタで取得できるシステム起動後の
    経過時間は、64bit 整数となっています。単位は明記されていませんが、
    Win2k/XP では、100ns 単位の時間が取得できるようです。こちらの場合は、
    実用上オーバーフローの心配はいりません。

     なお、明文化されていませんが、QueryPerformanceCounter() が返す値も
    システム起動後の経過時間を元にした値になっているようです。


6.更新履歴
    2005/04/06  Ver.1.00
        ・最初の公開バージョン。

    2005/04/16  Ver.1.01
        ・オーバーフローして負の値を表示することがあったのを修正。

    2005/04/17  Ver.1.02
        ・浮動小数点演算を使わないように変更。

    2011/05/29  Ver.1.03
        ・avast! 6.0 が、安全でないアプリとして警告を出すのに対処。


7.注意事項、その他
    ・このプログラムはフリーソフトウェアです。
    ・このプログラムの著作権は作者である私 K.Takata(高田 謙)に帰属しま
      す。
    ・もしこのプログラムを使用することで何らかの問題が発生しても作者はい
      っさいの責任を負いません。各自の責任で使用してください。
    ・アーカイブを変更しない限り配布/転載は自由です。
    ・ソースファイルの使用は非商用に限り自由です。

        作者   : K.Takata(高田 謙)
        URL    : http://webs.to/ken/
                 http://homepage3.nifty.com/k-takata/

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