ハングアップの日々

2000年 8月分

2000/08/30

 23MHz の水晶発振子を買ってきて、FSB を 80.3MHz にしてみた。(設定は 50MHz である。) 起動するたびにメモリが約 40MB しか認識されなかったり、160MB すべて認識されたりして、かなり怪しげな動きをしている。どうも 80MHz あたりがメモリの限界のようである。FSB 80.3MHz での常用はちょっと無理なようだ。23MHz の水晶発振子は高かったのでかなり残念である。今回の改造のために水晶発振子を7個(約 \2,000)も買ってしまった。

2000/08/28

 IFC-USP-M2 がオーバークロックに極めて弱いことに業を煮やして、I-O DATA の SC-UPCI を買ってきた。IFC-USP-M2 が動かなかった、FSB 78.8MHz でも SC-UPCI は動いた。さらに FSB 83.8MHz でも動作した。(相変わらず FSB 83.8MHz ではメモリが 40MB しか認識されないが。)
 SCSI ボードを入れ替えたせいで Win2k を再インストールしなければならなくなった。たったこれだけのことで、再インストールの必要があるとは馬鹿らしい。これで Ra20 に何度 Win2k を再インストールする羽目になったことか。Win2k の再インストールにはフロッピーが4枚も必要なせいで時間がかかって仕方ない。
 IFC-USP-M2 が余ってしまった。IFC-USP-M2 に載っている 16MHz の水晶発振子を交換すればもっと高速で動作するのではないかと考えたりしたのだが、実際に試す意味はもうなさそうだ。

2000/08/27

 AEC-7720UW を買ってきた。UltraSCSI インターフェースに UltraWideSCSI 機器をつなげるためのコネクタも一緒に買って、IFC-USP-M2 につないだ。アクセス速度を測ってみたところ Read 13MB/s, Write 15MB/s だった。IFC-USP-M2 の SDAT 機能よりは性能がよいが、思っていたほどではなかった。

2000/08/26

 Trident を使っているとベースクロックを上げることができず、FreeBSD では画面が乱れて使い物にならず、その上 Win2k は起動しなくなってしまったので、Millennium を中古で買ってきた。箱には MGA-MIL/4/FE という型番が書かれていたのだが、ボードには MGA-MIL/4/NEC2 と書かれていた。中身が PC-9821X-B03 と入れ替えられているのではないかという気がするのだが・・・。まあ、動いてくれればどちらでもいいのだが。
 超高輝度青色 LED を買って、おととい買った LED と交換した。結局半田付けをする羽目になってしまった。HDD にアクセスするたびに青く光るのはなかなか怪しげで良い。
 ようやく AEC-7720UW(IDE HDD を UltraWideSCSI に接続するためのアダプタ)を売っているところを見つけた。IFC-USP-M2 を買う前にこれを見つけていれば絶対にこっちの方を買っていたのだが・・・。
 Win2k をインストールした。Trident が邪魔をしてインストールできないのではないかと心配していたが、問題なくインストールできた。それどころか、インストールが終わった時点で動いていたのは Millennium ではなく Trident の方だった。しかもどうもマルチディスプレイ機能が使えるようだった。セーフモードで起動して Trident を使わないようにした。
 FreeBSD をインストールしたところ、X は全く問題なく動作した。さすが Millennium である。(ちょっと画面の位置がずれているのが気になるのだが。)

2000/08/24

 HDD のアクセスランプ用に、コードとコネクタ付きの LED を買ってきた。(半田付けをするのが面倒だったので。) \50 の安物を買ってきたせいか、暗くてアクセスしているのかしていないのか分からない。
 FreeBSD(98) 3.4 を Ra20 にインストールした。Trident 用の X サーバはあるはずなのだが、何度やってもうまく動いてくれない。Trident の X サーバはまだ完成していないのか、それとも自分の設定の仕方が悪いのか、それともクロックアップのせいで Trident が逝ってしまったのか。よく分からない。

2000/08/23

 14.318MHz の水晶発振器を Ra20 につけて、Trident に 14.318MHz を供給するようにした。水晶発振子が 14.318MHz の時は Win95 は正常に起動したが、16MHz に交換したところ、Trident に 14.318MHz を供給していないときと同様に、Trident への切り替えがうまくいかずに止まってしまった。この状態で Win2k を起動してみたところ、Trident に切り替わり 1024*768 モードで表示されたのだが、そのあとしばらくして止まってしまった。このあと水晶発振子を 14.318MHz に戻したのだが、それでも Win2k は起動途中で停止してしまった。Win2k を再インストールすることにしたが、今度はインストール中に止まってしまって先に進まない。

2000/08/22

 14.318MHz の水晶発振器と 16.934MHz の水晶発振子を買ってきた。Ra20 の水晶発振子を 16.934MHz (FSB 78.8MHz) に交換したところ、IFC-USP-M2 が動作しない。IFC-USP-M2 はオーバークロックにはかなり弱いようである。

2000/08/21

 試しに Ra20 の水晶発振子を交換してみた。まず 16MHz (FSB 74.5MHz) に交換してみた。Win95 の起動時に Trident に切り替わらずにそのまま止まってしまった。やはり Trident には 14.318MHz を供給してやる必要があるようである。次に 18MHz (FSB 83.8MHz) に交換してみた。メモリが約 40MB しか認識してくれない。さらに IFC-USP-M2 が動作しない。最後に 20MHz (FSB 93.1MHz) に交換したところ、メモリカウントの途中でハングアップしてしまった。

2000/08/20

 友人に EDO ECC 64MB SIMM を2枚安く譲ってもらった。それから、Ra20 の原発乗っ取りのために 16, 18, 20MHz の水晶発振子を買ってきた。
 Ls178 のファンを交換した。今までのファンよりも風量が多くなったようで、しかも静かである。消費電流は 60mA ほど増えたようである。1ヶ所ねじ穴が合わず、ねじが1本余ってしまった。

2000/08/18

 最近 Ls178 のファンの回りが悪くなってきていたのだが、ついにファンが回らなくなってしまった。一応交換するためにファンは買ってきてある。東京に戻り次第交換しようと思うのだが、まだちゃんと合うかどうかは確かめていないのでかなり不安である。万一合わなかったらどうしよう。NEC で入手できるだろうか。

2000/08/11

 Ra20 のベースクロックを上げるためにちょっと改造してみた。14.318MHz の水晶発振子を一度取り外して、代わりに丸ピンの IC ソケットを取り付けた。代わりの水晶発振子はまだ買っていないのでとりあえず元の 14.318MHz を差し込んでおいた。改造に失敗していないかちょっと心配していたが、まともに Windows が起動したのでとりあえず安心である。この改造のために、Ls150 の時とは違って、マザーボードを完全に取り外す必要があったのはちょっと大変だった。
 ベースクロックを上げるにあたって1つ心配な点がある。抜いちゃだめボードには正しく 14.318MHz が供給されていないとうまく動かないらしいのである。本当にそうならば、何か別のグラフィックアクセラレータボードを入手しないと、作業を進めることができないことになってしまう。I-O DATA から Savage2000 を搭載した新しい GA がでるという噂があるので、GA を買うのはそれが発表、あるいは発売されるまで待ってからにしたいのだが・・・。
 ベースクロックを上げることで IFC-USP-M2 の SDAT 機能の性能も上がってほしいものである。最低でも 10MB/s ぐらいは出てほしいと思う。すぐにでも試してみたいところだが、しばらくの間 Ra20 には触れないのが残念である。

2000/08/09

 Melco の IFC-USP-M2(SCSI ボード)と、IBM の DTLA305030 (30GB HDD) を買ってきた。PC-98 用の Win95 では 8GB 以上の SCSI HDD をフォーマットできないと聞いていたが、実際にどうなるのか試してみた。fdisk は問題なくできたのだが、format を実行しようとしたら止まってしまったようだった。1分ほど待ってみたが反応がなかったので諦めて、Win2k でフォーマットすることにした。
 HDBENCH 2.610 で HDD の速度を調べてみると、約 8MB/s しか出ていない。18MB/s ぐらい出る ATAPI <-> UltraWideSCSI 変換アダプタがあるそうだが、それに比べると Melco の SDAT はかなり性能が低いようである。Superπ 104万桁を実行してみたところ、なんとか8分を切ったが、まだ遅すぎることには変わりない。メモリを増やしたらもう少し速くなるだろうか。Ra20 のメモリは高くて困る。一応友人には、メモリを安く入手できないかと頼んであるのだが。

2000/08/07

 Celeron 700MHz と Neo-S370(Socket370 → FC-PGA 変換ゲタ)を買ってきて、Ra20 に載せた。CPU クーラーの取り付け方がかなり怪しげなのだが、一応動作した。とりあえず Ra700 とでも名付けておこう。HDBENCH 2.610 を走らせてみた。ALL がわずか 14000 ぐらいにしかならない。HDD とトロイデント (Trident TGUI9682XGi) が足を引っ張っている。HDD は Ls178/S120 の半分くらいのスピード (2〜3MB/s) しか出ていない。やはりベースクロックが 66MHz ではだめなようだ。Superπ も走らせてみたが、104万桁に9分以上もかかってしまった。Ls178 の 11分よりは速いが、遅すぎる。やはり HDD が遅いのが原因だろうか。
 Ra20 の内蔵 LAN のドライバと PCI セットアップユーティリティを \1,000 で入手することができた。実は買ったのは ?a20/?30(伏せ字)のバックアップディスクだったりする。これでようやく LAN が使えるようになったが、今度は LAN を使うたびにケーブルをつなぎ替える必要が出てきた。100BASE-TX 対応の HUB が欲しくなってきた。

2000/08/06

 PL-Pro/II(Socket8 → Socket370 変換ゲタ)と、中古の 17inch ディスプレイを買ってきた。これでようやく Ra20 が使えるようになったが、今度は生活空間が狭くなって困っている。PL-Pro/II を見ると、Socket8 側のピンが1本だけ無いのだがこれでよいのだろうか。妙に気になる。
 Ra20 に手持ちの Win95 をインストールしてみたが、内蔵の LAN 用のドライバが無かった。LAN が使えないのはかなり不便である。何とかしてドライバと、ついでに PCI セットアップディスクを入手する必要がある。

2000/08/05

 PC-98 で 1GHz というのを体験してみたくて、PC-9821Ra20/N30 を買ってしまった。\42,800 と、かなり高かったがまあいいだろう。まだディスプレイがないので全く使えず、ちょっと困っている。とりあえず、起動時のピポッという音が出ることだけは確認できたのだが・・・。


Copyright (C) 2000 K.Takata