今日の必ずトクする一言で紹介されている「驚異のレスポンス”山本式Win98風水変造”のナゾ」を試してみた。メニューなどの表示に TrueType フォントの代わりにビットマップフォントを使うようにすることで、リソースを節約しレスポンスを良くしようというのである。ただ、以前試したときはフォントサイズが大きくて見栄えが悪かったのですぐにやめた。今回は以下に示す設定を行うことでちょうど良いフォントサイズで表示できるようになった。
まず \windows\options\cabs\mini1.cab から syssfix.fon, sysspro.fon, oemsfont.fon の3つのフォントファイルを取り出し、\windows\fonts に入れておく。ただし、これは PC-98 版 Win95 の場合である。AT 互換機版 Win98 の場合は、それぞれ j13fix.fon, j13sys.fon, j13oem.fon となる。なお PC-98 版と AT 互換機版では単にファイル名が異なるだけで中身は全く同じようである。
次に、レジストリを以下に示したように変更する。以下の部分を拡張子を .reg で保存すれば、ダブルクリックだけでレジストリを変更できるので楽である。もちろんフォントファイル名の部分は必要に応じて syssfix.fon -> j13fix.fon, sysspro.fon -> j13sys.fon, oemsfont.fon -> j13oem.fon と書き換える必要がある。レジストリのバックアップを取っておくべきなのは言うまでもない。
----------------------------------------------------------- REGEDIT4 [HKEY_LOCAL_MACHINE\Config\0001\Display\Settings] "fixedfon.fon"="syssfix.fon" "fonts.fon"="sysspro.fon" "oemfonts.fon"="oemsfont.fon" -----------------------------------------------------------
これで System フォントのサイズが 10ポイントとなる。(変更前は 14ポイントだったはず。) あとは前述の Web ページに従って、メニューやタイトルバーなどのフォントを「MS Pゴシック」から「System」に変えればよい。
以上の設定で、リソースの空きが数%増え、Windows 全体の反応も早くなった。
Win95 の 再インストール以来 ijexp32 が動かなくなって困っていたのだが、よく調べてみると必要なランタイムライブラリがなくなっていた。msvcp50.dll を用意したところ動くようになった。
FreeBSD(98) 4.1R-Rev01 上で Wine(Windows のエミュレータ)を動かしてみた。数日前に動かしたときは、実行しようとしても core を吐いて動かなかった。PC-98 では動かないのかとも思ったが、単に設定が悪かったようである。options USER_LDT を指定してカーネルを再構築してから、/usr/local/etc/wine.conf を適切に書き換えると動くようになった。ちなみに今回インストールした Wine のバージョンは 20000526 である。HDBENCH 2.610 を動かしてみた。日本語が文字化けしている。Superπ 104万桁は 8分 4秒だった。
★ ★ ★ HDBENCH Ver 2.610 ★ ★ ★ 使用機種 PC-9821Ra20/N30 (FSB 78.8MHz) + Wine (FreeBSD(98) 4.1R-Rev01) Processor Pentium II 823.7MHz [GenuineIntel family 6 model 8 step 3] 解像度 1024x768 65536色(16Bit) Memory 16,384Kbyte OS Windows 95 4.0 (Build: 950) Win95 Date 2000/10/21 2:48 ALL 浮 整 矩 円 Text Scroll DD Read Write Memory Drive 10837 8752 9651 19929 5148 2624 536 0 28287 11769 2228 H:10MB
FreeBSD(98) 4.1R-Rev01 に VMware 2.0.2.621 for Linux(AT 互換機エミュレータ)をインストールしてみた。FreeBSD(98) 上では VMWare が動くと聞いていたのだが、うまく動いてくれない。設定を終えて、"Power ON" ボタンをクリックして仮想マシンを立ち上げようとしたら、いくつか warning が表示されたあと、しばらくしてマシンごとリセットされてしまった。warning が表示されることから、いくつか設定の不備もありそうだが、リセットされるということは PC-98 では VMware が使えないということなのだろうか。
FreeBSD にアプリをいろいろ入れてみた。FreeBSD 上で MP3 プレイヤーや Acrobat Reader 4.0 などが動いているのはなかなかおもしろいものである。Wine という Windows エミュレータも入れてみたが、まだ設定をしていないせいか、core を吐いてしまって動かない。(そもそも PC-98 上で動作するのか謎だが。) 早く VMware を入れてみたいのだが、まだダウンロードすらしていないので試せない。他には X-TT も入れたが、フォントの設定をしてないので、フォントは汚いままである。
Ra20 に FreeBSD(98) 4.1R-Rev01 をインストールした。とりあえず OS 本体と X をインストールしただけだが、特に問題は起きなかった。前回、X をインストールしたとき、画面の位置がずれていたのだが、X98Setup で xvidtune を選ぶことで調整できた。なお、Trident で XFree86 3.x を使うときは、Let's use XFree86 3.3.3 or later にある設定をすればいいらしいのだが、試してはいない。(今の Ra823 の Trident には 14.318MHz を供給していないので、たぶんうまく動かないと思うのだが。)
UNIX USER 11月号に FreeBSD 4.1 が収録されていたので買ってきた。まだインストールはしていない。VMware についても簡単に触れられているが、詳細は 5月号を参照するようにとある。バックナンバーを入手した方がいいかもしれない。
昨日修理したバッテリーを実際に使ってみた。修理前と同様に数秒で充電が終わってしまい、使える時間もわずか数秒だった。セルの電圧を測ってみるとバラバラだったので、バッテリー放電器を使ってすべてのセルを放電させてから、もう1度充電させたところ、約1時間使えるようになった。新品のバッテリーの半分しか使えないがそれでも全く使えないよりはましである。あと \2,400 出して、残りの4セルをすべて新しいものと交換するという方法もあるが、そこまでする必要はないだろう。
取り外したセルのうち液漏れを起こしていない方のセルは、過放電のため電圧が 0V になってしまっていたのだが、充電してみたところ電圧が回復したので、壊れてはいなかったようだ。交換するのは1つだけでもよかったのかもしれない。
Ls150 のダメになったバッテリーの蘇生手術を行った。何のバッテリーかは分からないが、三菱の M6034-2 (7.2V 1350mAh) というバッテリーが \1,200 で売られていたので買ってきた。分解してみると予想通り Ls150 のものと電圧・容量が同じで、サイズもほぼ同じセルが2つ入っていた。セルの電圧と容量も Ls150 のものと同じである。Ls150 の液漏れを起こしていたセルと、それに並列につながっていたセルをこの2つと交換した。新しいセルは微妙に直径が大きいようでカバーがうまく閉まらない。あとでカバーを加工することになるかもしれない。