PenIII の Microcode Update を試してみることにした。ソフトは、http://www.moemoe.gr.jp/~chacha/ にある MicrocodeUpdater 0.02 を利用。アップデートデータは、Intel Microcode Update Utility for Linux にあったデータを利用。しかしこのデータはテキスト形式のため最初のソフトでは利用できないので、バイナリ形式に変換するプログラムを書いた。データ変換してから、それをチェックに掛けてみると、PenIII 1.1GHz に使えるデータは、intel-ia32microcode-01May2001.txt 内の MU168a01.inc 部分であるという結果が出た。実際に Microcode Update を行ってみたところ・・・問題なく動いている模様。
今まで原因不明だったソケ8 MATE-R と PL-Pro/II の相性問題だが、原因がついに判明したようだ。結局電源の立ち上がりのタイミングの問題だったそうである。PL-Pro/II の出力電圧が安定する前に M/B へ電源が供給されると起動できないらしい。ATX 電源または VRM には PG(Power Good, PWRGD) というピンがあり、PL-Pro/II の出力が安定した時点で、このピンを一瞬 L にしてリセットをかけると確実に起動できるそうだ。さらに PL-Pro/II の US 3004CW の 6pin を PG に接続すれば、リセットスイッチを使わずとも確実に起動できるようになりそうだという話もある。もはや、個体差によって PL-370/T + Tualatin が動かないのではないかと心配をする必要はなくなったか。一応 VRM 8.4 の仕様書と US 3004CW のデータシートを入手しておいた。
Ra20 + PL-Pro/II + Coppermine では NMI(Non Maskable Interrupt) が発生するという問題があるらしいのだが、自分の Ra20 でも発生しているのか確認してみた。メモリアクセスベンチマーク (MAB) というソフトで確認できるとのことなので、実際に試してみると・・・NMI が発生していた。
Mozilla は、一時期 MNG に対応していたはずなのだが、しばらくの間 MNG が使えなくなってしまっていた。Mozilla 0.9.8 ではまた MNG への対応が再開されたようだ。(もしかして 0.9.7 で対応していたのかもしれないが、0.9.7 は使っていないので分からない。) プログレッシブ JPEG が 100% 読み込んでからでなければ表示されないのは相変わらずである。かなり前のバージョンではプログレッシブ JPEG は徐々に表示されるようになっていたはずなのだが、何があったのだろうか。
この前取ってきた SCSI の規格書に軽く目を通してみたが、IDE の SET MAX ADDRESS に相当するコマンドは無さそうな気配である。SCSI 版 ICC の実現は無理か?
gif2png を compile しよう を見て、自分でも gif2png をコンパイルしてみた。後で気付いたのだが、実際には、The gif2png home page から Windows 用バイナリも入手できるのでわざわざコンパイルする必要はなかったのだが。
元々 UNIX 用(?)のソフトなので Cygwin や Mingw32 でコンパイルするのが楽である。特に Cygwin 上で実行できるバイナリを得るのは非常に簡単である。Cygwin をインストールする際に libpng と zlib を一緒にインストールしておけば、gif2png のソースを解凍したディレクトリで
$ ./configure
$ make
と入力すればそれで終わりである。
一方 Cygwin がない環境でも実行できるバイナリを得るのは少し大変である。Cygwin 用の libpng は、スタティックリンク版でも Cygwin に依存しているので、ソースを取ってきて自分で Mingw32 用にコンパイルする必要がある。zlib の方はスタティックリンク版は Cygwin の物がそのまま使える。まず /usr/include/ にある、zlib.h, zconf.h, png.h, pngconf.h を /usr/include/mingw/ にコピーしておく。libpng をコンパイルするには Cygwin 用の makefile (makefile.cygwin) に少し手を加えた物を使えばよい。具体的には、CC=gcc を CC=gcc -mno-cygwin に変更し、ZLIBINC=${prefix}/include を ZLIBINC=${prefix}/include/mingw に変更する。これを makefile.mingw とすると、
$ make -f makefile.mingw static
と入力すればよい。これでスタティックリンク用のライブラリである libpng.a ができあがるので、これを /lib/mingw/ にコピーしておく。gif2png のソースを解凍したディレクトリに移動して、
$ CC='gcc -mno-cygwin' LDFLAGS=-static ./configure
$ make
と入力すれば(bash の場合)、Cygwin に依存しないバイナリができあがる。最後に
$ strip gif2png.exe
としておくと実行ファイルのサイズが小さくなる。
できあがった gif2png を使って、自分の Web ページで使っている GIF ファイルのうちのいくつかを PNG ファイルに変換してみた。GIF よりも PNG の方がサイズが小さくなった。透過 GIF とアニメーション GIF 以外は PNG に変えてしまうか。
Java 2 SDK 1.4 が公開されたので DL してきた。ついでに Mozilla 0.9.8 と、さらに T10 Technical Committee から SCSI の規格書(のドラフト)も DL してきた。SCSI の規格書は全部合わせて 50MB 以上あった。
Mozilla 0.9.8 で、一部の Web ページが、ソースがそのまま表示されるという現象が発生している。その Web ページは拡張子が .shtml なのだが、そこのサーバの設定に不備があるようで、Content-Type: text/plain という値をよこしてくる。そのせいで Mozilla はソースをそのまま表示してしまうようだ。激しく不便だ。
この前の IOCTL_IDE_PASS_THROUGH を使ったプログラムで分からない部分があったので調べていたら、S.M.A.R.T. is SMART! 開発準備編というページを見つけた。このページとこの前のプログラムを参考にすれば Win2k でも IDE 用のプログラムをいろいろと作れそうである。
Rv20 + PL-Pro/II + PL-370/T + 鱈核 CPU で動作したとの報告が上がっている。Ra20/N30 でも動く望みが出てきたか?
Ra20/N12 + PL-Pro/II + PL-370/T + 鱈核 CPU で動作したとの報告が上がっている。相性問題がやたら激しいということか。まさか N12 でしか動かないということはないだろうなぁ。
数日前に PL-370/T が発売開始されたらしいので、値段を確認しに行った。某店で \6,280 だった。高いぞ。Ra20/N30 + PL-Pro/II + PL-370/T + 鱈核 CPU だと起動しないという報告が上がっている。間に Neo-S370 を入れたら動くのかが気になるところである。
delphi6's Homepage におもしろそうなプログラムがソース付きで置いてある。IOCTL_IDE_PASS_THROUGH を使ったプログラムである。もしかして AdvEx.VxD の Win2k 版を作ることができるかもしれない。