ハングアップの日々

2005年 9月分

2005/09/29

USB

 昨日の内容には決定的な問題があった。MS からダウンロードできる umss.exe には、バイナリが含まれていないのである。どるこむの過去ログの [26077] USB-DFU1と返答するボード結果報告 から umss のバイナリが入手できる。これで果たして TB-B256 が使えるようになるのか、非常に気になるところである。
 Win98SE では、umss を使う以外に、Win2k のドライバを流用することでも USB マスストレージクラスに準拠したデバイスが使えるようになるらしい。(FinePix4900Z page01)
 USB マスストレージクラス については、[USB]: USB Mass Storage Class がよくまとまっている。ちなみに、TB-B256 は、Class 08, SubClass 06, Protocol 50 という非常に一般的なものだった。

2005/09/28

USB

 以前書いた TB-B256 の記事に関して、質問があったので少し調べてみた。とりあえずこれを umss で使えるようにするには、Vendor ID と Product ID を知る必要があるのだが、調べ方が分からずちょっと苦労した。WinXP マシンに TB-B256 を挿して、デバイスマネージャで「USB コントローラ」→「USB 大容量記憶装置デバイス」のプロパティを見たところ、VID:04BB, PID:0C05 と判明。ちなみに USB デバイスに関する情報はレジストリの HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\USB 以下に記録されているようだ。
 umss.inf には、以下の内容を書き加えれば Win98 でも TB-B256 が使えるようになるのではなかろうか。

[Microsoft]
%USB\VID_04BB&PID_0C05.DeviceDesc%=IOData.install,USB\VID_04BB&PID_0C05

[IOData.install]
CopyFiles=umss.files, umsspdr.files
AddReg=umss.addreg

[Strings]
USB\VID_04BB&PID_0C05.DeviceDesc="I-O DATA USB Flash Disk"

LED 電球

 この前作った LED 電球が壊れてしまった。手抜きで LED を並列接続していたのが災いしたようだ。LED の特性のばらつきのせいで、片方の LED に過大な電流が流れて壊れてしまったようだ。それぞれの LED に定電流回路を付けるべきだった。

2005/09/25

耳かけヘッドホン

 Q33 を再度修理した。今度こそ大丈夫だろう。
 切れた線をつなぐよりも、ステレオミニジャックを別のものに交換してしまった方が丈夫で作業も楽だと思うが、千石などで売っている φ3.5 のステレオミニジャックは形が大きくてダサい。もっと小さいものがあると良いのだが。

 手持ちの耳かけヘッドホン SONY MDR-Q33SL, audio-technica ATH-EQ88, Rio LIVE gear (PHP-200S) を比較してみた。音質は、LIVE gear > Q33 > EQ88 だろうか。LIVE gear は低音が良く出ている。EQ88 は低音がかなり弱く、少しこもった感じがする。装着の楽さは、EQ88 > Q33 >> LIVE gear だろうか。LIVE gear は1時間くらいかけていると、少し耳が痛くなってきた。EQ88, Q33 は装着感は楽なのだが、その分密着感がない。(特に EQ88)

2005/09/23

耳かけヘッドホン

 コストパフォーマンスが非常に良いとして某所で話題の、Rio LIVE gear (PHP-200S) を \980 にて購入。(現在店頭では \1,980 で売られているところが多い。) この値段でキャリングケースもついてくるのも良い。(あまり使わないかもしれないが。)
 確かに音は良いが、Y 型 1.0m のコードがちょっとじゃまだ。

2005/09/22

耳かけヘッドホン

 せっかく修理した Q33 だが、また壊れてしまった。この前買った EQ88 も悪くはないが、ワンランク上の耳かけヘッドホンが欲しい今日この頃。

2005/09/20

電子工作

 こんなものを作ってみた。

LED 電球

使った部品は、OSPW5161P x2、2SD2185R、ZD HZ2A2 (1.8V)、SBD 11EQS04 x4、抵抗 7.5Ω(1/2W)、1kΩ(1/4W)、口金 E10。
 OSPW5161P 2個を定格駆動するために、150mA の定電流回路を付けてある。SBD 4個でブリッジ整流を行うとともに、基板を物理的に支えている。

 自転車のライトに取り付けて走ってみた。低速域では普通の豆電球よりも明るいように思う。しかし、15km/h あたりで明るさが頭打ちになってしまい、それ以上の速度では明らかに豆電球の方が明るい。もっと明るくするには、電流を増やしてオーバードライブするなり、LED の数を増やす必要があるだろう。もっとも、LED を増やす場合には、基板の形状をどうするかが問題だが。なお、秋月には 30cd の白色 LED もあるが、あれは角度が狭いので自転車のライトには向かないと思われる。

2005/09/15

電子工作

 ELM - 電池1本でLED を参考に、LED 用の昇圧回路を、(ブレッドボード上ではなく)ユニバーサル基板上に作ってみた。めんどくさいので、定電流回路は省略した。部品はこの前とほぼ同じ。D1 の SBD には、11EQS04 を使い、R1 には 1kΩ の半固定抵抗を使って電流を調節できるようにしてみた。LED には OSPW5161P を使い、VF を 3.9V に設定して光らせてみた。秋月の白色 LED 投光キットに比べてはるかに明るいものができた。

LED ライトの比較(左:自作、右:秋月)

 いじっている途中にまたしても、LED を1本壊してしまった。無負荷時の電圧を測ってみると、42V あった。

耳かけ式ヘッドホン

 SONY の耳かけ式ヘッドホンが断線して右の音が鳴らなくなっていたのを修理することにした。布巻きコードをばらすと次のようになっていた。

MDR-Q33SL 修理中

芯として黒い糸が2本あり、その周りに3本の信号線があった。信号線は、糸の周りに髪の毛程度の細さの UEW を何本か巻き付けたものが使われていた。緑が左、赤が右、肌色が GND となっており、赤の UEW が全て断線してた。緑の UEW も何本か切れていた。
 適当なコードから心線を1本取り出し、それを使って、切れていた赤の UEW をつないだ。あとは接着剤で固めて完成。

MDR-Q33SL 修理後

2005/09/13

LED

 OSPW5161P を光らせてみた。006P に 50.5Ωの抵抗をつないで光らせたところ、IF = 91mA, VF = 4.2V となった。少々定格をオーバーしているが、非常に明るい。ただ光が広がるので、手持ちの LED ライトで最も明るい XB-11S に比べると少し暗い。XB-11S がどんな LED を使っているのか気になるところである。

2005/09/11

LED

 秋月電子で OptoSupply の OSPW5161P を買ってみた。秋月電子のサイトには、IF: 最大定格 100mA とだけ書かれていて、定格が書かれていない。OptoSupply のカタログ (29MB) には OSPW5161P が載っていないようだが、類似品の OSPW5111P が載っており、IF は 75mA となっていた。おそらく OSPW5161P も同じなのだろう。
 よく見たら、秋月電子のサイトに JPEG 形式でデータシートが置いてあった。(ospw5161p-spec.jpg)

2005/09/09

耳かけ式ヘッドホン

 今まで使っていた SONY の耳かけ式ヘッドホン (MDR-Q33SL) が断線して右の音が鳴らなくなってしまったので、新しく買うことにした。audio-technica の ATH-EQ88 を \1,280 で購入。値段の割には音は悪くないように感じた。ただ、低音はかなり弱い気がする。
 (後日談) 2ch の某耳かけヘッドホンスレを見ると、ATH-EQ88 は値段の割に良い音がするとの評価がなされていた。意外と良い買い物だったようだ。

2005/09/08

coLinux

 coLinux に X を入れてみた。

# apt-get install x-window-system

としたところ、必要もないのに X サーバーの設定が始まってしまった。全部適当に Esc を押して設定を終わらせたが、結局起動時に X サーバーが起動するようになってしまったようである。起動時に X サーバーが立ち上がるのはまずいので、とりあえず /etc/X11/X を適当にリネームしておいた。(X サーバーを起動しないようにする正しいやり方が分からない orz)
 Cygwin/X と ASTEC-X の両方で、xterm や kterm を開けることを確認した。

 VB2004 のパーソナルファイヤーウォールの動作が怪しい気がする。coLinux の IP アドレスからのアクセスは全て許可するように設定したのに、どういう訳かアクセスが拒否されてしまう場合がある。

coLinux + Java

 coLinux に Java をインストールしてみた。とりあえず、rpm パッケージ版を DL してきた(が、これが間違いだった)。Debian で rpm パッケージをインストールするには alien コマンドというものを使うらしい。ということで次のようにしてインストールしてみた。

# apt-get install alien
# ./jdk-1_5_0_04-linux-i586-rpm.bin
# alien -i jdk-1_5_0_04-linux-i586.rpm

これで、Java が /usr/java/jdk1.5.0_04/ にインストールされたので、JAVA_HOME と PATH を設定して、java コマンドを実行してみた。すると、

$ java -version
Error occurred during initialization of VM
java/lang/NoClassDefFoundError: java/lang/Object

このようなエラーが出てしまった。どうやら、alien でインストールした場合には、必要なファイルを解凍する作業が行われないらしい。手動でやるには unpack200 コマンドを使って解凍すればいいようだが、いくつも解凍するファイルがあったのでやめた。

# dpkg -r jdk

として Java をアンインストールしてから、自己解凍パッケージを DL し直して、

# cd /usr
# mkdir /java
# /home/(user)/jdk-1_5_0_04-linux-i586.bin

としてインストールし直した。

 Cygwin/X を使って、JF を動かしてみたところ、とりあえず起動できた。次に jFD2 を動かしてみたところ、日本語が化けて豆腐(□)になってしまった。相変わらず、Linux + Java + Cygwin/X で日本語を正しく表示する方法が分からない。
 ASTEC-X を使ったところ、JF も、jFD2 もウィンドウのタイトルバーが表示されず、ウィンドウが画面左上に固定された状態になった。そのため、ウィンドウの移動ができないという困った事態になってしまった。謎である。日本語が正しく表示できないのは Cygwin/X と同じである。

spam

 @nifty の迷惑メールフォルダーの学習状況が思わしくない。info@ な spam は相変わらず spam として判定されないことが非常に多い上に、逆にまともなメールを spam として誤判定することが増えてきた。さらに、今までほとんど判定を間違えていなかった英語の spam が spam として判定されないことが増えてきた。もうダメポ。

2005/09/02

coLinux

 coLinux (Debian) に sshd を入れて使おうとしたのだが、/etc/ssh/sshd_confing の PasswordAuthentication を yes にしても、パスワード認証でのログインができなかった。UsePAM を no にしたところ、ようやくパスワード認証でもログインできるようになった。ググると、逆に PasswordAuthentication を no にしたのに、UsePAM が yes になっているせいでパスワード認証でログインできてしまうという事例がたくさん見つかる。よく分からん。

2005/09/01

spam

 先月の spam メールの集計結果。着信拒否になった spam が少なくとも 338通。着信拒否にならなかった spam が 1430通。そのうち、@nifty の迷惑メールフォルダーでも Spam Mail Killer でも spam として認識できなかったものが 6通(0.4%)。
 先月の @nifty の会員種別の移行に伴い、着信拒否のログを取ることはできなくなってしまった点は残念である。しかし、迷惑メールフォルダーと SMK の組み合わせにより、極めて高い確率で spam の削除ができている。
 一部の spam が、迷惑メールフォルダーでの判定精度が非常に悪くて困っている。SMK のサポート掲示板の No.2241 に書かれている spam がそれである。この spam のうち一部(ほとんど?)にはヘッダに Content-Type が含まれていないものがあり、それの判定精度が特に悪いような感じである。迷惑メールフォルダーの学習状況を見てみると、迷惑メールによく出てきた単語の最上位に Content-Type が表示されている。メールには Content-Type が含まれているのが当然であり、むしろ、Content-Type の含まれていないメールこそが spam である確率が高いわけだが・・・。通常メールに比べて spam の数が多いために学習がうまくいっていないような気がする。

メール受信状況 2005/08

電子工作

 昨日の回路を少しいじってみる。昨日は手抜きをして、出力にコンデンサを付けていなかったのだが、10μF のコンデンサを付けてみたところ、出力が 3.8V, 20mA とまともな値を示すようになった。LED もより明るく光るようになった。そのかわり、入力電流も 100mA 以上に増えてしまった。効率を再計算してみると、40% 程度。電流検出部分で 10% 程度の電力を消費していることになる。
 電源を入れたままの状態で LED を抜き差ししたら、LED が壊れてしまった。無負荷での出力電圧を測ってみると、何と 60V 以上。電荷のたまったコンデンサの足をショートさせてみると、バチッと音がして火花が飛んだ。これなら LED が壊れても仕方ない。

coLinux memo

 eto.com/d - Debianの設定 on coLinux


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