tmux 1.6 + Vim + fakeclip を使っていると、tmux のバッファから貼り付けようとすると、tmux が固まってしまうという現象が起きて困っていた。fakeclip が tmux show-buffer というコマンドを呼び出しているのだが、これが応答を返してこないのである。SourceForge.net: Detail: 3199205 - 'tmux info' output redirect no response によく似た現象が報告されており、それによると、環境変数に EVENT_NOEPOLL=1 を指定して tmux を動かせばよいらしい。早速試したところ、"&p などの操作でバッファの内容を貼り付けできるようになった。
Cygwin の wget で HTTPS を使っているサイトからダウンロードしようとすると、次のようなエラーが表示されることがある。(LANG=C の場合と、LANG=ja の場合。)
ERROR: The certificate of `example.com' is not trusted. ERROR: The certificate of `example.com' hasn't got a known issuer. エラー: `example.com' の証明書は信用されません。 エラー: `example.com' の証明書の発行者が不明です。
最近の Cygwin には CA 証明書が ca-certificates というパッケージで含まれているので、これをインストールした上で、~/.wgetrc あるいは /etc/wgetrc に次の行を追加すればよい。
ca-directory = /usr/ssl/certs/
一方、git などのように libcurl を使っているソフトであれば、自動的に CA 証明書を読み込むようになったようである。libcurl-devel パッケージをインストールしていれば、次のコマンドでどの証明書を参照しているか確認できる。
$ curl-config --ca /usr/ssl/certs/ca-bundle.crt
以前のように git config --global http.sslCAInfo で証明書を指定する必要は無くなった。