ハングアップの日々

2003年 8月分

2003/08/26

 ますます Sobig.F が送られてきている。よく見ると、同一人物から8通も送られてきているようである。送信されたのは *matsue.shimane.ocn.ne.jp からである。島根県松江市あるいはその近辺に在住の OCN ユーザーか。
 ときどき、メールがウィルスに感染していたことを警告するメールが送られてくる。最近のウィルスは From: や Return-Path: を詐称しているのがほとんどなのだから、そこに対して警告メールを返信しても何の意味も無いというのに。それどころか大迷惑だ。今日は support@virus-check.ne.jp からそんな迷惑メールが送られてきた。ゴルァしようかとも思ったが面倒なのでやめた。

2003/08/25

 ここ数日 Sobig.F がかなりたくさん送られてきている。ヘッダを見ると "X-MailScanner: Found to be clean" などと書かれているのが笑ってしまう。
 spam ではないメールが2通ほど着信拒否になってしまったようである。うーむ。やはり freemail.ne.jp まで着信拒否にするのは止めた方が良いだろうか。hotmail.com を含め、*mail.com は着信拒否を解除することは絶対にあり得ないが。

2003/08/22

 いまだに Klez.H を送ってくる困ったちゃんがいる。メールヘッダを見ると、*.tsuchiura.nttpc.ne.jp から送られてきているようである。茨城県土浦市ということだろうか。おそらく同一人物だと思われるが、ここからウィルスが送られてきたのは3月以降これで 16通目となる。http://www.nttpc.ne.jp/ を見ると、「コンピュータウィルス等に関するご申告」というページがあったので申告しておいた。何でこんなページがあるのか不思議に思ったが、NTTPC は他のプロバイダにネットワークを提供している会社であり、NTTPC 自身がプロバイダ事業をしているわけではないからなのだろう。ちなみに今回の Klez のおみやげは、PIC00092.JPG というファイル名で、メイドのコスプレをした女の子が写っていた。その手のイベント会場で撮影されたものなのだろう。季節は冬だろうか。心当たりのある、そこのあなた、そろそろ何とかしなさい!

2003/08/14

 引き続き ctrl2cap.vxd を改造。元のプログラムとは別物になってしまったので、KeyX と改名。どこかの会社みたいに、また X で終わるソフト名を付けてしまった。これによって、AT 互換機の Win98 でも、Ctrl + [変換] で ATOK の ON/OFF ができるようになった。しかも、かつて AltIME を使っていたときとは違ってリソースの消費は無い。DOS 窓で Ctrl + [変換] が使えないのが唯一の難点か。(DOS 窓では日本語入力はあまり使うことはないが。)

2003/08/13

 ctrl2cap.vxd を改造していて罠にはまった。C の 標準関数の strncpy と Win32API の lstrcpyn は、動作が同じものだと思っていたのだが、実は違っていた。lstrcpyn は "\0" を含めた長さを指定する必要があったのである。やられた。
 ctrl2cap.vxd と SwapScan.386 で ATOK の ON/OFF の挙動が違う理由が判明した。ctrl2cap.vxd ではスキャンコードを入れ替えた後でフック元の関数を呼び出しているのに対して、SwapScan.386 ではフック元の関数を呼び出したあとでスキャンコードを入れ替えていた。
 ATOK で Ctrl + [変換] で日本語入力の ON/OFF をできるように設定しても、DOS 窓では、それが有効にならない。なぜか不思議だったが、おそらく、DOS 窓では VIME.VxD(2003/01/20 参照)が日本語入力の ON/OFF を制御しているからなのだろう。SwapScan.386 では、IME ホットキーを設定するとそれが DOS 窓でも有効になったが、それは IME ホットキーが押されたら、Alt + [半角/全角] が押されたように振る舞い、それを受けて VIME.VxD が日本語入力を ON/OFF していたのだと考えられる。
 昨日のうちにカウンタが 100,000 に到達していた模様。

2003/08/12

 SwapScan.386 の代わりに、改造版 ctrl2cap.vxd(2002/06/19 参照)を使ったところ、Win98 でも [入れ替え後の Ctrl] + [変換] で ATOK の ON/OFF ができるようになった。プログラムの起動順の問題だろうか?

2003/08/11

 友人の Huck-Finn 氏から、IME の ON/OFF は、ATOK ならば、プロパティ → 「キー・ローマ字・色」タブ → 「キーカスタマイズ」ボタン → 「日本語入力ON/OFF」 で設定できるとの指摘を受けた。すっかり忘れていた。早速「日本語入力ON/OFF」に Ctrl + [変換] を設定してみた。Win2k では無事 [入れ替え後の Ctrl] + [変換] で ATOK の ON/OFF ができるようになった。これで Win2k で AltIME を使う必要がなくなった。一方 Win98 では、SwapScan.386 で Ctrl と Caps を入れ替えているにも関わらず、[入れ替え"前"の Ctrl] + [変換] で ATOK が ON/OFF するようになった。使えない。

2003/08/09

 ATOK13 で、例えば「コンボ」と入力したいとき、「kombo」と打ち込んでも「mb」が「ン」にならないのが気になっていた。(本当は「combo」と入力したら「コンボ」となってくれると良いのだが。) ATOK13 のプロパティを開き「キー・ローマ字・色」タブ → 「ローマ字カスタマイズ」ボタン → 「特殊設定」ボタン → 「ヘボン式撥音入力規則」で設定できることに気付いた。今まで何年も使っていたのに全然気付かなかった。で、早速「mb」で「ん」になるように設定したのだが、いつのまにか「nb」と入力することに慣れてしまっていたようで、あまり意味がなかったかもしれない。ところで、ATOK13 の変換で気になる点もいろいろあるので、そろそろ新しい ATOK が欲しいと思ったりしているのだが、最新の ATOK16 は重いという噂も聞く。どうしたものか。

2003/08/08

 久しぶりにパソコンに英語辞典をインストールした。検索ソフトは DDwin を入れた。数年間使っていないうちに、音声が再生できるようになっていた。ちょっとびっくり。

2003/08/07

 今使っている AT 互換機は、基本的にはいろいろなテスト目的で使っているので、日本語入力をすることはめったにない。しかし MS-IME ではやはり使いにくいので、ATOK をインストールした。ところで IME の on/off が Alt + [半/全] というのはどれだけ経っても慣れない。1 の隣が Esc ではないのもいらいらする。Ctrl と Caps はかなり前に入れ替えておいたのだが、残りの2つも何とかしてみることにした。Win2k では、単純なキーの入れ替えはレジストリをいじるだけで可能である。しかし、直接レジストリをいじるのは面倒なので、Change Key というソフトを使って入れ替えてみた。しかし IME の on/off の制御まではレジストリをいじるだけではできない。そこで AltIME を使うことで、Ctrl + [変換] で IME の on/off ができるようになった。実は AltIME だけでも、Ctrl <-> Caps、Esc <-> [半/全] の入れ替えは可能なのだが、わざわざ別のソフトを使い、レジストリで入れ替えたのは・・・ただの気まぐれである。

2003/08/04

 CMN の新バージョンが出たのでインストールした。スムーズスクロールがオフにできるようになったのは非常に良いことだ。とはいうものの、やはりメインで使うのは INCM ということになりそうだ。

2003/08/03

 LaTeX の新バージョンをインストールしてみた。今まで、LaTeX は「[改定版]LaTeX2e 美文書作成入門」 第 2版 第 1刷の CD-ROM に付属のものを使ってきたが、@nifty FTEX TeX インストールガイドを見ながら現時点での最新版をインストールした。なぜか texinst752.zip (簡易インストーラ) に同梱の tar.exe がまともに動いていない。一部のファイルしか解凍してくれないのである。同梱の tar.exe は使わずに、tar32.dll + undll.exe + exsel を使ったところ、正常に解凍(インストール)ができた。バージョンアップによって、環境変数 TEXMFMAIN, TEXMFCNF を設定する必要が無くなると書かれていたので、それらを削除したら、dviout for Windows がフォントを読み込めなくなってしまった。dviout の設定も変更する必要があったようである。設定を直したところ無事復活。ちなみに 2001/11/19 に書いた dviout の不具合はそのままだった。やはり、こういうのは報告しないと直らないものだろうな。とは言うものの報告は面倒なので、今回も std2nul を使って回避。
 自分以外に std2nul が必要な人などまずいないだろうが、一応暫定公開しておこうと思う。std2nul.lzh (2,700bytes)

2003/08/01

 先月の spam メールの集計結果。着信拒否にならなかった spam が 311通。そのうち Spam Mail Killer で削除できた spam は 304通(97.7%)。6月の spam 削除率とほとんど同じ。誤削除は 0通。


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