ハングアップの日々

2003年 9月分

2003/09/26

 LaTeX の最新バージョンをインストールした。前回ダウンロードしたファイルをよく調べてみると、tar.gz 形式のはずが、GZIP が勝手に解凍されていて、ただの tar 形式になっていた。(ただしファイル名は *.tar.gz のまま) 前回、簡易インストーラに同梱の tar.exe で解凍できないファイルがあったのはこれが原因だった。今回は同梱の tar.exe でも無事にインストールできた。前回は Iria でダウンロードしたのだが、Iria でダウンロードすると GZIP 形式が勝手に解凍されてしまうことがあるようである。今回は FFFTP を使った。

2003/09/23

 EPS 形式の画像を埋め込んだ LaTeX 文章を dviout で見ようとしたら、Ghostscript 起動中にハングアップ。Ghostview にも std2nul が必要なようだ。そこで std2nul を使ったが、まだうまくいかない。コマンドラインから Ghostscript を実行してみるとフォントが見つからないとエラーが出ていた。EPS 形式で画像を保存する際にフォントを埋め込むようにしたところ、ようやくうまくいった。
 今日は Swen は 5通程度。代わりにその他の spam が 30通以上。

2003/09/22

 またまた今日も Swen が 100通近く。

2003/09/21

 LaTeX を使おうとしたら、jsarticle が見つからないと文句を言われてしまった。この前のインストール方法では、jsarticle がインストールされていなかったようである。「pLaTeX2e 新ドキュメントクラス」からダウンロードしてようやく使えるようになった。
 今日も Swen が 100通以上。

2003/09/20

 WORM_SWEN.A が大量に送りつけられてきている。着信拒否されたものも含めると、半日で 80〜90通は送られてきている。外国から、しかも一般公開用のメールアドレスではなくプライベート用のメールアドレスに送りつけられているというのが実に困ったことだ。Spam Mail Killer で Swen 専用の複合リストを作成して対処しているが、すり抜けるものも多くて困っている。
 結局今日のメールの受信履歴はこんな感じ。(20030920.txt) ひどいもんだ。Swen は 約180通。

2003/09/19

 またまた見慣れないウィルスが送られてきた。WORM_SWEN.A だそうだ。発見日: 2003/09/18(米国時間) ということは、まさに発見されたばかりか。上記のページはまだ日本語訳すらされていない。このウィルス、M$ からのメールを装っていたり、同じところから何通もしつこく送りつけられたり、その上サイズも MIME エンコードされた状態で 150KB 以上とかなり大きく、非常にいやらしい。

2003/09/18

 最近、INCM のプラグインを書いてばかりいる。こんなことしている場合じゃないというのに・・・。しかし、これで自分がよく見に行く掲示板はほとんどが INCM で巡回できるようになった。

2003/09/17

 見慣れないウィルスが送られてきた。調べてみると、PE_DUMARU.A だった。Klez などに比べて、サイズが非常に小さい。

2003/09/15

 昨日来たメールは 23通あったが全部 spam だった。ちなみに受信履歴はこんな感じ。(一部伏せ字有り) これだけ着信拒否がずらりと並んだのは珍しい。何というか・・・あきれて笑うしかない。

 09/14 6smtkeo@***.***-********.** we know 100's of companies who will pay 
 09/14 ms663e@hotmail.com          着信拒否:Sleep Guaranteed! 100% Natural
 09/14 kentkt@yahoo.com            着信拒否:It's your body....
 09/14 z4w6e53i@163.net            着信拒否:Increase your penis size in 1 
 09/14 lll@**.***                  =?GB2312?B?u7bTrcrU08Owssa9z7XB0MjtvP4oz
 09/14 l535wpl@wittyleonards.net   着信拒否:Fw: kentkt@anet.ne.jp delivery
 09/14 alj2410@***.******.**       Rated Strong Buy
 09/14 mommamac@aol.com            着信拒否:Here is the place to save on y
 09/14 ng5qnwdvcw@aol.com          着信拒否:gain 2-3" in less than a year 
 09/14 "liwe"@*****.***            奮麗嶄議^琉悟 ̄頁焚担・
 09/14 cuddleluv86@juno.com        着信拒否:Dont be left behind (men check
 09/14 4cyyerab@excite.com         着信拒否:Relax those muscles with the R
 09/14 13yowx@yahoo.com            着信拒否:*******@anet.ne.jp HERBAL VEDO
 09/14 webbernq@*******.**         oh my dear look at this o xqirgrbgj
 09/14 41qhemv@mightychesters.net  着信拒否:Discreet Valiumm and Xanaxx aA
 09/14 Kimmieinsn@juno.com         着信拒否:all new me
 09/14 d1lzvmo23ywx@citiz.net      着信拒否:Expand your Penis 20% Larger i
 09/14 stan8pulchtopek@ignmail.com 着信拒否:kentkramer get 2 for 1 HP & Le
 09/14 westerly@eastmail.com       着信拒否:kentko get Free Printer Cartri
 09/14 e6znvpamb@att.net           着信拒否:=?iso-8859-1?B?Q2hlYXAgUHJpY2V
 09/14 3pjryj@dazzlingrogers.net   着信拒否:Fw: ********@anet.ne.jp x-ana-
 09/14 girlYAfcBc4@yahoo.com       着信拒否:hello...#!!
 09/14 oo4qvt@100m.hl.cninfo.net   着信拒否:your neighbors will be jealous

2003/09/12

 昨日の bsscroll.pl のバグを修正しておいた。

2003/09/11

 今頃になって Mozilla 1.5 Beta を入れてみた。誤って、Mozilla が起動している状態で bsscroll.pl を実行したら、comm.jar が 0 バイトの空ファイルになってしまった。仕方がないので Mozilla を再度インストール。Mozilla を終了させてから、bsscroll.pl を実行したところ、無事に BackSpace で逆スクロールできるようになった。ちょっと使ってみた程度では 1.4 との違いは分からなかった。

2003/09/10

 spam にうんざり。*.net からのメールは、知人などのごく一部の例外を除き、すべて着信拒否するようにしてしまった。本当は *.com からのメールも着信拒否にしたいところだが・・・リスクが大きすぎる。少し前から、Content-Type: text/html なメールは、本文すらダウンロードせずに問答無用で削除するようにしているが、なかなかいい感じである。

2003/09/09

 引き続き Win9x 用 TITLE コマンドを作成中。Ralf Brown's Interrupt List を見てみると、"BUG: this function can return a successful status even though the title was not changed; reportedly, waiting for two clock ticks after program startup solves this problem" などと書いてある。"two clock ticks" というのがどれだけかよく分からないがとにかく少しウェイトを入れる必要があるらしい。out 5fh,al を使って適当にウェイトを入れてみたところ、確かにタイトルが設定された。しかし、int 2Fh, AX=168Eh, DX=1 を使ってタイトルを設定すると .pif ファイルが書き換えられてしまうらしい。次回起動したときも今回設定したタイトルが表示されてしまうのである。「使えねー。」 out 5fh,al を使うと PC-98 専用になってしまうので、代わりに適当な回数ループするようにしてみた。今度はときどきタイトルの設定に失敗する。「使えねー。」 ということで(笑)あまり役に立たない Win9x 用 TITLE コマンド(役に立たないソース付き)。
 大学の生協に行ったら Design Wave Magazine 10月号が大量に置いてあった。今月号は FPGA 基板が付いているので、中身もほとんど見ずにとりあえず1冊確保。予備にもう1冊ぐらい確保しておきたいところだが、よく考えたら DWM 1月号の CPLD 基板すら、いまだに使っていないので、やめておいた。

2003/09/08

 Platform SDK の環境変数設定用のバッチファイルを見ていると、TITLE という見慣れないコマンドが使われていた。調べてみると、Win2k でコマンドプロンプトのタイトルを設定するための内部コマンドだった。Win9x でも使える TITLE コマンドを作ってみようと思った。まず、Win32API の SetConsoleTitle() を使って MS-DOS プロンプトのタイトルを設定するプログラムを書いてみたが、プログラムが終了するとタイトルが元に戻ってしまった。「使えねー。」 次に int 2Fh, AX=168Eh, DX=1 を使う 16bit プログラムを書いてみたところ、デバッガ上でステップ実行するとタイトルが設定されるのに、通常実行するとタイトルが設定されないという謎な状態に陥った。

2003/09/06

 また *.tsuchiura.nttpc.ne.jp から Klez.H が送られてきた。もう1回ゴルァしないといけないのか?
 少し前から AT 互換機で AutoRun が動作しなくなっていた。ドライバか何かの問題だと思っていたのだが、たまたま別のユーザーでログオンしてみたところ AutoRun が動作していた。はっと気付いて、http://homepage2.nifty.com/winfaq/w2k/custom.html#811 を参考に、gpedit.msc で「ローカルコンピュータポリシー \コンピュータの構成 \管理用テンプレート\システム」を開く代わりに「ローカルコンピュータポリシー \ユーザーの構成 \管理用テンプレート\システム」を開いて、「自動再生機能を無効 (オフ) にする」を一度有効にしてから無効にしたところ、再び AutoRun が動作するようになった。Win2k では ユーザー毎に AutoRun の有効・無効を変更できるとは知らなかった。

2003/09/05

 Ls312 に Platform SDK Nov 2001 を、そして AT 互換機に Visual Studio .NET 2003 をインストールしてみた。どちらのインストールもさんざん手こずった。ちなみに今回インストールした Platform SDK は Visual C++ 6.0 で WinMe,2k,XP 対応のプログラムを作れるようにするためのものである。
 まず、PSDK のインストールには IE5 が必要だというところではまった。setup.exe を実行しても、デフォルトブラウザが Netscape になっているせいで、IE ではなく Netscape が立ち上がってしまった。IE を立ち上げて、手動で Default.htm を開くとようやくインストールが始められるようになった。メニュー画面か何かを表示するために IE を使っているのかと思ったのだが、インストーラ自体が IE 上で動くようになっていてちょっと驚いた。インストールを始めたところ、暑さのため途中でインストーラがハングアップしてしまった。再度インストールしようとしたところ、インストールが中断したにも関わらず、インストールが終わっていると見なされてインストールができなかった。仕方なく一度アンインストールすることにした。アンインストーラまでも IE 上で動くようになっていてなんだか嫌な感じがした。アンインストールしようとしたところ、インストールの2倍以上の時間が掛かったあげく、またしても暑さのため途中でハングアップ。部屋のクーラーをいつもよりも強めにして再度インストーラを実行したところ、今度はインストールが終わった。しかし、先ほどのインストール時のゴミが残っていたようなので、またアンインストールして、もう一度インストールした。結局3回もインストールする羽目になった。
 VS.NET 2003 のインストールもひどかった。1回目のインストール時には、インストーラが途中で止まってしまった。2回目は、予期しないデバイスの取り外しなどという警告が表示されて、インストール中に CD-ROM ドライブが認識されなくなってしまった。訳が分からない。マシンを再起動したところ、ドライブは問題なく認識された。3回目はインストール途中の CD-ROM の入れ替えがなぜか認識されず手間取った。CD-ROM を何回か入れ替えたところ、ようやく認識された。このマシン、CD-ROM 関係のプログラムを入れていじっていたところ、なぜか AutoRun が使えなくなってしまったのだが、ディスクの入れ替えを認識しなかったのはそれが関係しているのかもしれない。結局こちらも3回ほどインストールをやり直す羽目になった。
 VS.NET 2003 には MASM (ml.exe) が同梱されていた。バージョンは 7.10.3077 となっていた。一体何が新しくなっているのだろうか。
 またまた Sobig.F が大量襲来。*.n-yokohama.nttpc.ne.jp から 約30通。(ただし半数は ID 宛で着信拒否になっていたが。) 早速、http://www.nttpc.ne.jp/cgi-bin/contact.cgi?cfg=virus で申告しておいた。

2003/09/03

 今度は、京都園部の OCN ユーザーから Klez.E が送られてきた。
 INCM @nifty-FORUMプラグイン の元となっている、cm_@nifty-FORUM-perl.pl を動かしてみようと思った。暗号処理モジュールが必要と書いてあるのだが、どこから DL できるのかが書かれていないので探してみた。http://www.openssl.org/ から openssl-0.9.7b.tar.gz を DL し、http://ring.ocn.ad.jp/archives/lang/perl/CPAN/modules/by-module/Net/ から Crypt-SSLeay-0.51.tar.gz を DL してこの順番にインストールしたところ、cm_@nifty-FORUM-perl.pl が動くようになった。インストールに Visual C++ が必要というのが面倒だった。特に、openssl のコンパイルにはかなり時間が掛かった。どこかでバイナリで配布されていないのだろうか。
 ところで、Perl のモジュールには、コマンドラインから

> perl Makefile.PL
> nmake
> nmake install

というように入力してインストールするものが多いようだが、これらのモジュールをアンインストールしようとして、

> nmake uninstall

と入力しても、エラーが表示されてアンインストールができないようである。不思議に思って perl Makefile.PL を実行して生成された Makefile をよく見てみるとおかしなところがあった。

UNINSTALL =   $(PERL) -MExtUtils::Install \
-e "uninstall($$ARGV[0],1,1); print \"\nUninstall is deprecated. Please check the";" \
-e "print \" packlist above carefully.\n  There may be errors. Remove the\";" \
-e "print \" appropriate files manually.\n  Sorry for the inconveniences.\n\""

と書かれている部分があった。1ヶ所 \ が足りないのである。そこでこれを

UNINSTALL =   $(PERL) -MExtUtils::Install \
-e "uninstall($$ARGV[0],1,1); print \"\nUninstall is deprecated. Please check the\";" \
-e "print \" packlist above carefully.\n  There may be errors. Remove the\";" \
-e "print \" appropriate files manually.\n  Sorry for the inconveniences.\n\""

というように修正したところ、エラーは出なくなった。これは Perl 本体 (ActivePerl 5.8.0 build 806) の問題だろうと思い、少し調べてみたところ、%Perl%\lib\ExtUtils\MM_Win32.pm にこれと同じ文字列があった。これが間違っていたのが原因だった。しかし、結局のところ、この修正した部分にも書かれているように、アンインストールは手動で行わないといけないようである。
 先月の spam メールの集計結果。着信拒否になった spam がおそらく 400通程度。着信拒否にならなかった spam が 323通。そのうち Spam Mail Killer で削除できた spam は 315通(97.5%)。1通誤削除があったが、hotmail.com から送られてきたものだったのでどうでも良い。また spam のうち Sobig.F が少なくとも 67通あり、Sobig.F にメールアドレスをばらまかれたせいで送られてきたと思われる spam も何通かあった。また今回、送られてくる全メールのうち、spam が 約80% を占めていたことが判明。

2003/09/02

 昨日の Sobig.F 攻撃は @nifty の ID 宛になっているのがほとんどだったので、一時的に ID 宛のメールを着信拒否にしておいた。そうしたところ、@nifty からのメールマガジンまで拒否されてしまった。どうせほとんど読んでいないのでどうでもいいのだが、なんだか間抜けなことだ。
 今日は松江の OCN ユーザーからの Sobig.F 攻撃はなかった。どる仲では OCN に文句を言った人も何人かいたようだが、ようやく対策を講じてくれたということか?
 この前、ウィルス検出の警告メールについて文句を書いたが、ちょうどこれに関連する記事を見つけた。

2003/09/01

 帰宅してメールチェックをしてみると、Sobig.F が 40通も来てた。「どこの馬鹿だ!このくそ忙しいときにこんな物送りつけてきた奴は!これから明日の分の試験勉強をしないといけないというのに。」 ということで、ヘッダの一部を晒しておく。

Received: from TATSUO-PC (ntszok024102.szok.nt.adsl.ppp.infoweb.ne.jp [218.229.31.102]) by ums518.nifty.ne.jp with ESMTP id VAA21726; Mon, 1 Sep 2003 21:27:44 +0900 (JST)

静岡在住の @nifty ユーザーで、ADSL を使っているということか。nt の部分がよく分からないが NTT (=フレッツ ADSL)の意味だろうか。この部分は ACCA だと ac、e-Access だと ea になっているようである。TATSUO-PC もなんだかよく分からないが、名前は「たつお」か。


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